我が家のリビングには4枚構成の約360cmの大きな掃き出しの窓があります。私が家作りで一番こだわったポイントです。実家が長屋の作りだったため、ほとんど日光の入らない、暗く寒い家だったので、自分の家は、明るく暖かい家にしたいと思っていました。住んでみると、南向きの大きな窓のおかげで、日光は燦々と降り注ぎ、風の通りも良く、いつでも窓を開けていたくなるような素敵なリビングになりました。しかし、大きな窓のおかげでいくつかのデメリットもあります。まず、カーテンがオーダーになりました。今は量販店でも数多くのオーダーカーテンの取り扱いがありますが、注文になったり、値段も高くなるなど、煩わしいこともありました。また、カーテンレールも、そのサイズがほとんどなく、お気に入りのデザインのものを選ぶことができませんでした。更にシャッターを閉めるためにセンターに柱を建てないといけません。立てっぱなしだと、窓を開けると、真ん中に柱が残ってしまい、せっかくの開口が台無しです。そのために窓の桟の下に柱の収納フックを作ってもらいました。そして、夏は南向きのため、昼間は猛烈な日光に晒され、とんでもない暑さです。そのため窓の外に、シェードを付けました。家族は、大開口の窓に対して、不満を持っていますし、私も不具合があることは認めるところです。しかし、どうにかなるレベルですし、暗く寒い家に比べれば些末な問題です。断じて、失敗ではないと声を大にして言いたいです。
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